台灣で過ごす新年
台灣の新年は農暦によって決まります。
日本は1月1日から7日までが一般的なお正月と考えられる時期ですね。
日本も明治5年まで農暦(旧暦)が使われていたそうです。
現在だと他に中国、韓国、ベトナムが農暦で新年を祝います。
台灣の街並みは年末になると少しずつ赤い色が増え始めます。
普段は文房具を売っているお店が新年の飾りや紅包を販売したり、ハロウィン、クリスマス、新年限定のお店が開きます。
有名な迪化街や、臺北駅の後ろにある卸売りの店通りに特に多いです。
主に新年玄関に貼る春聯や飾りが販売されています。
これは建國花市で販売されていたアレジメント
華やかですね〜
そして迎えた除夕(除夜です)
台灣の友人の家に招待していただきました。
御先祖様と神様にお食事を用意して
(神棚はとても美しいものでしたが個人情報を考慮して公開しません、
台灣神桌と検索していただくと沢山でてきます)
金紙といって神様の世界のお金を燃やして神様に捧げます。
これはお店や一般家庭がそれぞれのタイミングで燃やしたり、誰かが亡くなった時に死後の世界で使えるお金として燃やします(この場合は神様に捧げるお金と見た目が異なるようです)
あとはお菓子や夕飯の食材を買い、夜親戚の方々が集まるのを待ちます。
除夕のメインは年夜飯といって一家団欒し、皆でご飯を食べます。
海老や魚、鶏肉はほぼどの家庭にも必ず出てきます。
縁起の良い食べ物です
とても豪華!!
ご飯を食べ終わったら麻雀です🀄️
年末は日本同様夜更かしをします。
これを守歳といって長生きへの願いを込めたものです。(悪霊を払う)
ところで春聯も書かせていただきました。
門に貼ります。
本当は除夕の日が出ているうちに貼る必要があるのですが少し遅くなってしまいました😂
そして初一(旧暦一月一日)
前日の残りを食べて、
寺廟で拜拜(おいのり)に行きます。
ただ、この日の龍山寺は非常に沢山の人が並んでおり外からお祈りをしました!
そしてお祈りの後は
スクラッチをしました(宝くじです)
300元(1200円相当)当たりました💓
こちらにも沢山の人が!
台灣のお正月は特に伝統的な様子を間近に感じることが出来ます🐯
台灣も日本と同じく少しずつ伝統的な風習は減っていきます、しかしこれらを目に焼き付けて伝えていくことは大切な事だと海外のお正月を見て感じました。
日本のお正月の文化も海外の方からすると新しい発見があり美しい伝統だと感じられるはず!
改めて大切にしていきたいですね🥰🀄️🀄️
アヌ